当ショップ取り扱いカメラについて

Dahuaとは



Dahua Technology Co., Ltd.(通称:ダーファ)は中国に本社を置く全世界180か国以上にセキュリティ製品を出荷している世界企業です。
防犯カメラの世界シェアは15%を超えています。
ハイビジョン画質の防犯カメラの規格である「HDCCTV」「HDCVI」に対応する映像製品を、数多く開発・販売しており、弊社では日本語対応化されたHD-CVIカメラ、ネットワークカメラを取扱いしています。

Dahuaカメラの主な機能(カタログアイコン説明)

DAY/NIGHT
カラー映像とモノクロ映像を切り替える機能です。
白黒の映像はIRカットフィルターを外し、近赤外線感度を高くし暗いところでの視認性を向上します。
Auto:照度を自動感知してカラー映像・モノクロ映像が切り替わります。切り替わる感度、切り替わるまでの時間の設定も可能です。
Color:常時カラー設定。
Black/White:常時モノクロ設定。


昼:Color

夜:Black/White※IRLED照射ON
スターライト
超感度センサーにより星明り程度のあかるさ(0.005lux程度)でも鮮明なカラー映像を高画質で撮影します。

夜:スターライト
ONVIF
ネットワークカメラのインターフェースの互換性に関する国際標準規格。
120dB WDR
最先端の逆光補正技術。明暗・コントラスト差が激しい環境でもきれいに補正して鮮やかな映像を撮影します。
4in1
CVIカメラで、CVI/AHD/TVI/アナログ出力が可能なカメラです。カメラがCVIモードの場合はOSDから、AHD/TVI/アナログ出力モードの場合はUTCリモコンPFM820が必要です。
※他社製品との互換性すべてを保証するものではありません。
レンズタイプ
固定レンズ…単焦点レンズとも呼ばれる焦点距離が固定のレンズです。Dahua製品の仕様書ではレンズ項目で「焦点距離 ●mm」と表記されます。
電動レンズ…焦点距離を変える機能を有したレンズです。Dahua製品の仕様書ではレンズ項目で「焦点距離 ●mm~●mm」と表記されます。
フィッシュアイレンズ…魚眼レンズとも呼ばれる広角レンズです。全方位380度を映し出し、「デワープ機能」を搭載したレコーダーであれば魚眼の画像をソフトウェアの処理により複数の分割画面に変換することも可能です。
・PoC
・PoE
配線1本(ワンケーブル)で電源供給・映像伝送を行う技術です。
PoC(Power over Coax)は同軸ケーブルで電源供給・映像伝送を行技術のことです。
PoE(Power over Ethernet)はネットワークの構築をしながら電源供給・映像伝送を行う技術のことでLANケーブルを使用します。
・P2P
(リモート接続機能)
Dahua製DVR、NVRはDahua独自のP2P接続による遠隔接続機能をご利用できます。レコーダーメニューから「P2P接続」を「有効」にするだけの簡単設定です。接続元デバイスが、P2Pサーバに接続先デバイスのシリアル番号をキーに接続リクエストを出します。P2Pサーバで該当シリアル番号のグローバルIPを返答し、その情報を元に接続元デバイスが接続先デバイスと通信を開始します。
また、P2Pとは別にDDNSによるリモート接続方法がありますが、DAHUA社では2017年12月に自社DDNSの新規利用を停止しています。
・SmartPSS
・DMSS
Dahua製品と接続できる遠隔監視フリーソフトウェアです。SmartPSSはパソコン用、DMSSはスマートフォン用のアプリケーションです。
※回線速度により、応答速度に大幅な違いが出る場合があります。また、インストールによるお客様環境に何らかの不具合が出た場合の保証は致しかねます。
・WizMind 一部のカメラ・レコーダーに搭載された機能。WizSenseが周辺警備や顔認識などに特化しているのに対し、WizMindは人数計測やヒートマップ等のデータを活用した業務分析に優れた機能です。
・WizSense 一部のカメラ・レコーダーに搭載された機能。映像内の人間や車両に重点を置き、ターゲットに集中できるように支援します。主に一般的なニーズのある周辺警備や顔認識などに優れた機能です。
WizSenseには具体的に下記のような機能があります。
・SMD
(WizSenseの機能)
SMD(Smart Motion Detection/スマート動体検知)テクノロジーを一部の製品に搭載しています。SMDとはAI技術の活用により動物・葉のさざめき・光等の誤認識を低減し、人・車両を指定しての検知を可能にする機能です。Dahuaでは最適化と革新に注力しており、現在「SMD Plus」(検知範囲:人7m/車10m)→「SMD3.0」(検知範囲:人15m/車25m)と進化し続けています。
・AI Coding
(WizSenseの機能)
一部のHDCVIレコーダーに搭載された機能。AIコーディングは人間と車両に重点を置いてエンコードするため対象の画質を保証します。
TiOC TiOC(Three in One Camera)。フルカラー(デュアル照明)・犯罪抑止(音声・ライトアラーム)・AI監視(WizSense)の3つの機能を統合し、撮影、侵入者の検知・威嚇・抑止をオールインワンで行う機能です。
AcuPick 録画データの中から特定のターゲットを見つける機能。一時停止画面上でターゲットをクリックするだけで、ターゲットに合致する映像を自動的にピックアップします。また、ターゲットの周囲にいた人物を検索すること(2次検索)や、侵入検知エリアを設定しそのエリアに侵入したものを特定することも可能です(スマート検索)。

伝送距離

カメラ~レコーダーのケーブル長(映像の伝送距離)には上限があります。この上限を超えた場合、映像出力・操作に影響が出る場合があります。※設置環境によって変動します。

同軸ケーブル 3C-2V 300m
同軸ケーブル 5C-2V 500m
PoC内蔵レコーダー利用 固定カメラ:200m
電動カメラ:100m
ワンケーブル給電ユニット利用※ OSD制御は300mまでサポート
LANケーブル 100m

※PoC内蔵レコーダーとの同時利用は非推奨です、伝送距離延長目的ではご利用頂けません(カメラ操作に影響が出ます)。

Dahuaカメラの主な形状


ボックス
防犯カメラと分かる・レンズ向きがはっきり分かる形状で不審者に威圧感を与えるカメラです。
※レンズ別売

バレット
ボックスカメラと同様レンズ向きがはっきりとわかるため不審者には威圧感を与え迷惑行為の抑止に繋がります。

ドーム
目立ちにくくレンズの向きが分かり辛いため心理的な圧迫が少なく、屋内で使用される事が多い形状です。

ウェッジドーム
ドーム型より小さく、薄めの形状で目立ちにくくエレベーター内等の設置におすすめです。

PTZ
上下左右にレンズを動かすことが可能です。
プリセットやツアー等の機能を搭載しています。

一般的なカメラ規格

Dahua製カメラはHDCVIカメラとIPカメラを取り扱っております。

規格名 開発 概要
HDCVI Dahua フルHD映像をアナログに変換して伝送を行う規格です。開発会社により規格名・伝送時の映像圧縮率・ラインナップ数など違いがあります。同軸ケーブルで伝送するため映像遅延がなく、また既設のアナログカメラがあれば同軸ケーブルをそのまま利用し機器交換のみでフルHD映像化を実現します。
AHD NEXTCHIP
HDTVI TechPoint
アナログ 地上アナログ放送で用いられていたコンポジット映像信号(CVBS)を利用したHD画質以前の一般的なカメラ規格です。25万画素~52万画素のものが多く、HD・フルHDカメラの普及に伴い現在は終息気味の規格です。
IP ネットワークを用いて映像確認を行う為フルHD以上の高解像度を実現しやすく、PoE対応モデルであればLANケーブル1本で配線が可能なためHUBを用いての増設が可能です。ただしネットワーク環境準拠のため環境よっては映像遅延が生じる場合があり、また、上記規格よりも高コストになります。ネットワークビデオレコーダー(NVR)と組み合わせて検知機能等の状態分析の機能が利用可能です。

一般的な画質の規格


2160P、1080P、720P…モニターに表示される映像は左右を繋ぐ画素でできた線(走査線)が何本も走っており、各数字はそれぞれ有効走査線数を示し、Pはプログレッシブ方式を示しています。プログレッシブ方式とは走査線の表示方法の一種で、Dahua製品のほとんどがプログレッシブ方式です(iになっている場合はインターレース走査)。